J R 貨 物
JR貨物に所属する機関車を紹介します。
EF65形電気機関車 |
EF65 9号機 9号機は第1次量産車グループで上の写真の102号機とは 車体、機器類が若干異なります。EF65の基本型です。 ※9号機は茶色塗装として活躍していましたが貨物列車牽引中 |
EF65 21号機 昭和62年2月に廃車扱いとなった21号機、平成元年に再び車籍復活を果たし 塗装も今のJR貨物標準カラーとなりました。車籍復活した際にナンバープレートが 中央から運転席側へ移された変形機です。 |
EF65 + 試運転列車(試1991レ) (兵庫)鷹取工場から出場してきた車輌を本線上(鷹取〜姫路操車場)で試運転させる為の列車で JR貨物岡山機関区のEF65が担当していました。 EF65一般型と色々な車輌の組み合わせが見られたちょっと面白い列車でした。 ※阪神大震災の区画整備により鷹取工場は閉鎖され現在この列車は存在しません。 |
EF65 121号機が、「あかつき82号」を牽引! 夏の暑い日、甲子園では高校野球が開催されており全国各地から応援列車が 運転された関係でJR西日本の機関車が不足するという事態となり急遽、 JR貨物岡山機関区所属の121号機を借り受け優等列車を担当することとなりました。 普段は地味な貨物仕業をこなすEF65、この日だけはとても輝いていたように思えます。 |
EF65 500番代 P型 (高速旅客用) 500番代P型は寝台列車牽引用に開発され1965年〜66年にかけて17輌が製造されました。 JR化後には501号機(JR東日本所属)を除く全機がJR貨物所属となりました。 現在、500番代P型、F型共廃車が進んでおり近い将来全廃の可能性も考えられます。 |
EF65 500番代 F型 (高速貨物用) 編成重量1000tの列車を最高速度100km/hで牽引させるため重連総括制御装置を新設して製造されたのがF形で 高速貨物牽引用とあって連結器周りもP型と比べて複雑で特に519〜522号機はヒサシも装備されイカつい面構えになっています。 |
EF65 500番代 P型 (高速旅客用) 改造増備車 昭和43年10月のダイヤ改正で旅客列車の本数増加により機関車不足を補うため 一般型(77〜84号機)を改造し登場したのが535〜542号機です。 |
EF65 1000番代 PF形 (高速旅客貨物用) 1969〜79年にかけて139輌が製造されました。第1次量産車から 8次量産車までグループ分けされ、それぞれグループ別で微妙に形が異なります。 写真の1064号機は6次量産車グループに属します。 |
EF66形電気機関車 |
EF66 110番代 (110号機〜) 100番代をベースに車体のデザインを変更して登場したのが110番代 一番の変更点はライトで100番代は丸型なのに対し110番は四角型に変更されています。 車体にブルーの帯も追加され100番代との区別がつきやすくなっています。 |
EF66 + 配給列車(配6980レ) 山陽本線 鷹取駅(工場)から東海道本線 梅小路貨物(タ)まで配給列車が設定されており 吹田機関区のEF66が途中、吹田信号所まで担当していました。鷹取工場に検査入場していたSL等も この配給列車で梅小路まで返却され、とても面白い編成が見られました。 |
EF200形電気機関車 |
EF200 901号機 (試作機) 東海道・山陽本線の高速貨物列車牽引用機関車で1990年に新製されました。 901号機はEF200形の試作車で長期間試験車として用いられデータ収集が得られました。 901号機で得たデータをもとに量産機が製造され、現在901号機も含め21機が活躍しています。 ※写真は試運転中の901号機です。 |
EF81形電気機関車 |
EF81 1号機 (0番代) JR線には直流区間と交流区間があり、その両区間を機関車交換せずに通過できるように 開発されたEF81形電気機関車 1968年12月に先行試作車1号機が落成されました。 ※写真は先行試作車1号機 JR西日本の機関車不足により借り出されスキー列車を牽引しました。 JR貨物富山機関区所属 (現在は廃車) |
ED75形電気機関車 |
ED75 M型(一般型) JR貨物には初期グループの車輌が約60輌在籍していましたが、現在では老朽化で廃車が進んでおり 重連で東北本線を力走するED75(初期グループ)の姿が過去のものになりつつあります。 |
ED75 P型(1000番代) 1968年に39輌が製造されました。JR貨物には約30輌が在籍し全機盛岡機関区所属で 東北本線・常磐線の高速貨物列車の牽引にあたっています。現在は延命更新が進んでおり 更新を受けた車輌はボディの半分が白に塗装されています。 |
ED76形電気機関車 |
ED76形 0番代(一般型) 1965年にED72・73の増備車として製造されたED76形交流電気機関車、1976年までに94両が製造されました。 一時期、9輌(1000番代含む)のED76が写真のようなブルーの試験塗装で活躍していましたが現在では赤色に戻されています。 ED76形でも延命更新が進んでおり更新を受けた車輌はサイドに白ラインが施されています。 ※写真は急行「かいもん」を牽引し熊本駅で小休止中の37号機 (上り「かいもん」のみJR貨物が受け持っていました。) |
ED76形 1000番代(高速型) 0番代に電磁ブレーキを追加し高速化して登場したのが1000番代 1979年までに23輌が製造されました。 JR貨物のED76形は全機、門司機関区に配属され鹿児島本線・日豊本線・長崎本線などで使用されています。 ※写真はJR九州のED76が不足したため臨時旅客列車を牽引し博多駅で小休止中の1006号機(試験塗装機) |
※ここで紹介したものがJR貨物所属の機関車全てではありません。
手元に写真があるものに関して紹介させていただきました。