J R 貨 物

JR貨物に所属する機関車を紹介します。

 

EF65形電気機関車

EF65 一般型

1965年1月に1号機が落成され計135輌が製造されました。

現在は約1/3が廃車となりその数を減らしつつあります。

※写真は102号機 第4次量産車グループの一両です。

 

 

EF65 9号機

9号機は第1次量産車グループで上の写真の102号機とは

車体、機器類が若干異なります。EF65の基本型です。

※9号機は茶色塗装として活躍していましたが貨物列車牽引中
   ブレーキ系統に故障を起こしてしまい廃車解体処分となりました。

 

   

EF65 14号機

14号機は9号機と同じく第1次量産車グループで昭和62年に

廃車扱いとなりましたが平成元年に車籍復活を果たした車輌です。

 

     

EF65 21号機

昭和62年2月に廃車扱いとなった21号機、平成元年に再び車籍復活を果たし

塗装も今のJR貨物標準カラーとなりました。車籍復活した際にナンバープレートが

中央から運転席側へ移された変形機です。

 

 

EF65 68号機

68号機は1965年10月25日に落成され 

今も現役で活躍し続けています。

第2次量産車グループの一両です。

 

EF65 + 試運転列車(試1991レ)

(兵庫)鷹取工場から出場してきた車輌を本線上(鷹取〜姫路操車場)で試運転させる為の列車で

JR貨物岡山機関区のEF65が担当していました。

EF65一般型と色々な車輌の組み合わせが見られたちょっと面白い列車でした。

※阪神大震災の区画整備により鷹取工場は閉鎖され現在この列車は存在しません。

 

      

    EF65 121号機が、「あかつき82号」を牽引!

夏の暑い日、甲子園では高校野球が開催されており全国各地から応援列車が

運転された関係でJR西日本の機関車が不足するという事態となり急遽、

JR貨物岡山機関区所属の121号機を借り受け優等列車を担当することとなりました。

普段は地味な貨物仕業をこなすEF65、この日だけはとても輝いていたように思えます。

 


503号機 1965/7/15製造

510号機 1965/8/13製造

528号機 1966/2/17製造

EF65 500番代 P型 (高速旅客用)

500番代P型は寝台列車牽引用に開発され1965年〜66年にかけて17輌が製造されました。

JR化後には501号機(JR東日本所属)を除く全機がJR貨物所属となりました。

現在、500番代P型、F型共廃車が進んでおり近い将来全廃の可能性も考えられます。

 

518号機 1966/2/15製造

521号機 1966/2/25製造

524号機 1966/2/9製造

534号機 1966/8/26製造

534号機 1966/8/26製造

EF65 500番代 F型 (高速貨物用)

編成重量1000tの列車を最高速度100km/hで牽引させるため重連総括制御装置を新設して製造されたのがF形で

高速貨物牽引用とあって連結器周りもP型と比べて複雑で特に519〜522号機はヒサシも装備されイカつい面構えになっています。

 

536号機 EF65 78改造

537号機 EF65 79改造

EF65 500番代 P型 (高速旅客用) 改造増備車

昭和43年10月のダイヤ改正で旅客列車の本数増加により機関車不足を補うため

一般型(77〜84号機)を改造し登場したのが535〜542号機です。

 


  EF65 1000番代 PF形 (高速旅客貨物用)

1969〜79年にかけて139輌が製造されました。第1次量産車から

8次量産車までグループ分けされ、それぞれグループ別で微妙に形が異なります。

写真の1064号機は6次量産車グループに属します。

 

 

 

EF66形電気機関車

EF66 901号機 (試作機)

EF66形電気機関車の試作機で1966年9月7日に製造され

製造当時はEF90 1号機として活躍をしていました。

※901号機は広島工場にて解体処分となっています。

 

   

EF66 16号機 (0番代)

EF66形の基本色とも言えるブルーの車体にクリーム色の警戒色

現在、延命更新が進んでおり16号機も施行されライトグレー基本の

更新機塗装となっています。

 

EF66 20号機

EF66形で唯一試験塗装をまとった機関車です。

現在は延命更新施行済みで16号機同様ライトグレー基本の更新機塗装に変更されています。

 


EF66 100番代 (100〜109号機)

貨物輸送増大からEF66を増備することとなり1989年2月に製造された100番代

今までのEF66 0番代とはデザイン・機器等を変更され登場しました。

 

EF66 110番代 (110号機〜)

100番代をベースに車体のデザインを変更して登場したのが110番代

一番の変更点はライトで100番代は丸型なのに対し110番は四角型に変更されています。

車体にブルーの帯も追加され100番代との区別がつきやすくなっています。

 

EF66 + 配給列車(配6980レ)

山陽本線 鷹取駅(工場)から東海道本線 梅小路貨物(タ)まで配給列車が設定されており

吹田機関区のEF66が途中、吹田信号所まで担当していました。鷹取工場に検査入場していたSL等も

この配給列車で梅小路まで返却され、とても面白い編成が見られました。

 

 

 

EF200形電気機関車

EF200 901号機 (試作機)

東海道・山陽本線の高速貨物列車牽引用機関車で1990年に新製されました。

901号機はEF200形の試作車で長期間試験車として用いられデータ収集が得られました。

901号機で得たデータをもとに量産機が製造され、現在901号機も含め21機が活躍しています。

※写真は試運転中の901号機です。

 

 

 

EF81形電気機関車


 

EF81 1号機 (0番代)

JR線には直流区間と交流区間があり、その両区間を機関車交換せずに通過できるように

開発されたEF81形電気機関車 1968年12月に先行試作車1号機が落成されました。

※写真は先行試作車1号機 JR西日本の機関車不足により借り出されスキー列車を牽引しました。

JR貨物富山機関区所属 (現在は廃車)

 


EF81 500番代

日本海縦貫線用のEF81の増備車で1989(平成元)年に3両の500番代が新製されました。

ライトグレー基本のJR貨物標準色でヒサシも装備され運転席の機器等も変更されています。

 

 

 

ED75形電気機関車

ED75 M型(一般型)

JR貨物には初期グループの車輌が約60輌在籍していましたが、現在では老朽化で廃車が進んでおり

重連で東北本線を力走するED75(初期グループ)の姿が過去のものになりつつあります。

 

ED75 141号機

ED75の中に1輌のみ存在した試験塗装で

現在では元の赤一色に戻されています。

※郡山駅で小休止中の141号機

 


ED75 P型(1000番代)

1968年に39輌が製造されました。JR貨物には約30輌が在籍し全機盛岡機関区所属で

東北本線・常磐線の高速貨物列車の牽引にあたっています。現在は延命更新が進んでおり

更新を受けた車輌はボディの半分が白に塗装されています。

 

 

 

ED76形電気機関車

ED76形 0番代(一般型)

1965年にED72・73の増備車として製造されたED76形交流電気機関車、1976年までに94両が製造されました。

一時期、9輌(1000番代含む)のED76が写真のようなブルーの試験塗装で活躍していましたが現在では赤色に戻されています。

ED76形でも延命更新が進んでおり更新を受けた車輌はサイドに白ラインが施されています。

※写真は急行「かいもん」を牽引し熊本駅で小休止中の37号機 (上り「かいもん」のみJR貨物が受け持っていました。)

 


ED76形 1000番代(高速型)

0番代に電磁ブレーキを追加し高速化して登場したのが1000番代 1979年までに23輌が製造されました。

JR貨物のED76形は全機、門司機関区に配属され鹿児島本線・日豊本線・長崎本線などで使用されています。

※写真はJR九州のED76が不足したため臨時旅客列車を牽引し博多駅で小休止中の1006号機(試験塗装機)

 

 

ここで紹介したものがJR貨物所属の機関車全てではありません。

手元に写真があるものに関して紹介させていただきました。

 

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