阪急電車解体作業

私のお気に入りだった5200系とうとうこの日をもって解体される事になった。

5200系は阪急で最初の冷房車、昭和45、46年度に製造された。
冷房装置設置の為、他の車両と比べると屋根がとがった感じに見える。
冷房装置の試行的な面があって特殊な面が多く少数グループであった。
最後は今津線などで使用され表示幕改造なども実施されずほとんど原型をとどめていた。

部品を切り取られ解体を待つ5200系

さあ、始めるか

まずは運転席側から崩していく

鉄粉が散らないよう水を撒きながら進めて行く

左側半分が切り取られた

かわいそう・・・

次は右側半分

強引にむしり取られていく

運転席部分がなくなった状態

側面をつぶしていく

次は後ろ

後ろの妻面半分を切り取る

左側の側面を崩し終わったら・・・

解体最大の見せ場!車両を倒す

こうなると何だか分からない

右側の側面を崩していく

床下機器の撤去は手作業

床下機器の撤去が終わったら三等分に切る

後はトラックに載せ鉄くず業者へ

1両解体するのに約3時間、
1日に2両ペースで解体されていく

土地があれば買い取りたかった・・・
そんな思いでいっぱいである

この解体をもって阪急電鉄から
5200系の形式が消えた

 

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